Studio One付属シンセ Mai TaiでGrowl Bassを作る方法を解説します。
まずは、完成形から
作り方解説動画
仕組み
1つのLFOを使って色々なパラメーターを同時に動かすことで実現します。LFOはモジュレーションを使って制御します。モジュレーションのカーブを描くこと(オートメーションを描くこと)で、自在に音を変化させることができます。また、ディストーションやマルチバンドコンプを使って音に厚みを出して、トータルで強力なグロウルベースサウンドを作ります。
操作の流れ
- モジュレーションでLFOを操作できるようにする
- LFO(1)の動きに合わせて下記を動かす
- FilterのCutoff(音域を狭めたり広げたり)
- FilterのResonance(特徴的な音を作り出す/音のある特定の周波数だけボリュームを上げたり下げたり)
- Characterのかかり具合(Mai Tai独自のパラメーター)
- Distortionで音を分厚くする
- インサートエフェクトで、音をひずませたりマルチバンドコンプでパンチを出す
- 無料プラグインのディストーション(CamelCrusher)を使用
- こちらも無料プラグインのマルチバンドコンプ(OTT)を使用
- 再度CamelCrusherを使用
- モジュレーションの動きを細かくカーブで描く
最後に
今回はシンプルな波形(ノコギリ波)1つだけで試しましたが、オシレーター2つ使ってもいいですし、Characterを変えるだけで印象がガラッと変わるので、是非いろいろ試してみてください。
最後まで目を通してくださりありがとうございました。
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