EDMを作っているとサイドチェインをかけたいってこと当然ながらありますよねww
サイドチェインを簡単に書くと、BassDrum(Kick)等の音がなっているときに、ほかの音を小さくする です。(サイドチェイン自体はKickの音に限らずほかの音でもOKです)
EDMの4つ打ちでサイドチェインを使う場合は拍の頭にKickを入れるので、拍の頭の音が小さくなり拍の終わりになるほど音が大きくなります。その次の拍でまた音が小さくなるので、「ん~わ、ん~わ、、、」みたいな感じになります。
同じ低音のKickとBassで、それぞれの音をはっきりとさせるために、Kickが鳴っているときにBassを小さくさせるようにサイドチェインをかけることもあります。
一定周期の「ん~わ、ん~わ、、、」はサイドチェインではなくLFOを使っても実現できます。
LFOはもとの音をある一定の波の周期でゆらせることができます。ある音のボリュームに対してLFOをかけると一定周期で音を小さくしたり大きくしたりできるので、これを利用して「ん~わ、ん~わ、、、」とさせることが可能です。
前置きが長くなりましたが、Sudio Oneの付属のコンプでサイドチェインをかけようとすると、私の技術がないからか、かかりが弱いんですよねぇ~。もっと「ん~わ、ん~わ、、、」をダイナミックにさせたくなりました。そこで登場したのがオートメーションです。オートメーションは音量等を指定の値やカーブで書くことが可能です。それを書いて場所場所で思いのままに音を大きくしたり小さくできるんですね。
また、1つのトラックだけではなく複数のトラックをまとめて同じように「ん~わ、ん~わ、、、」とさせたいと思いました。
いろいろと試行錯誤し、やり方がわかりましたので記事にします。
まずオートメーションを書きたい複数のトラックを選択します。
選択している状態で右クリックして「選択されているチャンネルのバスを追加」をクリックします。
ミックスに「バス」が追加されます。(このバスは名称を変えることも可能です)
バスのフェーダーのあたりを右クリックすると「オートメーション」が出てきます。
そこで「オートメーション”ボリューム”を編集」をクリックします。
そうすると「バス」トラックが出来上がり、ボリュームのオートメーションが表示されます。
あとは自由にオートメーションを書いてあげれば出来上がりです!
参考になれば幸いです!
実はこの「まとめてオートメーション」はボリュームオートメーションだけでなくEQにもかけられます。次回はそちらについて記載します。
コメント